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執筆者の写真asakura minagi

セルフイメージを高めて理想の自分になる:後編

更新日:2023年5月1日





どうも、格ゲーマー兼メンタルコーチのみなぎです


今回も、前回に引き続き「セルフイメージ」について紹介していきます。







セルフイメージが与える影響は大きい

セルフイメージが人に与える影響について、イギリスのロバート・ディルツが人間の意識を6段階に分類した、ニューロ・ロジカル・レベルというものがあります。


ニューロ・ロジカル・レベル



セルフイメージ、価値観、能力、行動、環境というピラミッドがありますが、上位の階層と下位の階層はお互いに影響を与え合います。


特に上位の階層は全体に与える影響力が大きくなっており、変えることも難しくなっていきます。




◇環境:「when」「where」

周りの環境や、見えるもの、感じ取れるもの


◇行動:「what」

特定の行動や振る舞いなど


◇能力:「how」

能力や、才能、技術など


◇価値観・ビリーフ:「why」

本人が大切にしていること、信念、思い込みなど


◇セルフイメージ「who」

自分が何者か、自分の役割は?


◇ビジョン「being」「for what」「for whom」

自分のあり方、自分のなりたい未来、何かのため、誰かのため



現在の自分の現状をこのニューロ・ロジカル・レベルで見て、自分の目標にあった意識を持てているか確認してみるといいかもしれません。





セルフイメージを高める4つの方法


セルフイメージを高めるのは難しいことではありますが、ここからはどうすれば高めていけるのかを紹介していきます。



①フューチャーペーシング

「フューチャーペーシング」とは未来の理想の自分を、何度もイメージ上でリハーサルすることです。



人は、よりリアリティの強いイメージを実現していきます。


例えば、家の仕事を継ぐ要因の一つは、子供のころからイメージが定着しやすく、それに沿って行動する可能性が高くなるからとも言えます。


なので、セルフイメージを変えない限りは今のリアリティのあるイメージに沿った人生を歩んでいくことになります。


「理想の自分になりたい」「夢や、目標をかなえたい」のであれば、まず理想の未来を、さも現実に起こった日記のようにリアリティのあるストーリーを作っていきましょう。


そしてイメージによるリハーサルを重ねていくことでセルフイメージは変わっていきます。






②証拠を残していく

「自分はセルフイメージにふさわしい人間・状態だ」という証拠をのこしていくことが重要です。


結果だけに目を向けずに日々のプロセスに目を向けることでたくさんの証拠をとることができます。


例:毎日トレーニングモードで1時間計画的にメニューをこなし練習している

  練習や試合中課題を見えるところに配置し、意識している

  試合では負けたが課題は達成できた

  自分の試合を見返して悪かったところを発見できた


このように結果を見るのではなく「理想の自分」にふさわしい行動ができたかどうかを自己承認していきます。


そうすることでセルフイメージも少しずつ変わっていき、最終的に「結果」という証拠も生まれていきます。



③環境を変える

ニューロ・ロジカルレベルの最下層にもある「環境」ですが、ピラミッドの土台だけあってここを変えていくのも重要になります。


最初は慣れ親しんだ環境を変えると、違和感を感じて元の環境に戻りたくなる時もあるかと思います。


しかし、1度変えた環境はすぐに変えられないので、徐々に環境順応していきます。


そうすると依然と「行動」の質が変わり、「能力」が上がる、能力が上がると「価値観」にも影響を与え、その結果「セルフイメージ」が高まっていきます。





 


今回は以上です。



セルフイメージの上げ方についてはまた今後もう少し深く掘り下げたいと思います。


それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。




おわり。







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