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執筆者の写真asakura minagi

フューチャーペーシングでセルフイメージを上げる

更新日:2023年5月1日



どうもメンタルコーチ兼格ゲーのみなぎです。


今回は前回の「セルフイメージ」でも紹介した「フューチャーペーシング」について掘り下げていきます。









フューチャーペーシングとは未来の理想の自分に合わせる

フューチャー:未来
ペーシング:ペースを合わせること
つまり、未来の自分に合わせるということです。


セルフイメージの後半でも紹介しましたが、「フューチャーペーシング」とは未来の理想の自分をイメージして、何度もそのイメージをリハーサルすることです。


イメージが定着できると引き寄せられるように行動が変わっていきます。



「イメージできることは実現する」


ジュール・ヴェルヌというフランスのSF小説家が次のような名言を残しています。


「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」


有名な名言なので聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?


実はこれがフューチャーペーシングでもあてはまることです。


それは人は強くイメージすればするほど、そのイメージに沿った思考、行動をとるからです。



ここで実例をあげましょう。


コーチングの本場、アメリカのコーチング研修で変わった研修がありました。

そのテーマは「今から10年後の自分はこうなっているというイメージを1時間話し続ける」というものです。 

研修者の一人は10年後の自分をイメージし
「今日私は東京六本木のビル○○階のオフィスに○時に出社し、コーヒーを煎れ、仕事をスタートするところだ。現在、会社は○○という事業を広げており、○○人の社員が○○円の売上をあげている。
順調に事業も拡大しており、来期には○○という表彰を受けることになるだろう。
そして、週に2日はしっかりと休日をとり、家族や仲間とキャンプやBBQなどでみなで楽しめる環境があり、豊かに暮らしている。・・・続く」

このように1時間話し続けることが可能なビジョンを作りました。
 
そして、その研修から10年後の追跡調査によると、10年後その研修に参加した全員がそのイメージを達成していたといいます。



フューチャーペーシング作りのポイント


実際にストーリーを作る際に必要なポイントは3つあります。



①あり方

・人間力・業界への貢献・社会への貢献など


②何を持っているか

・能力・技術・メンタル・人脈・チーム・年収・環境など


③行動

・一日のサイクル・練習時の状態・試合中の状態



ストーリーが出来たら、イメージのリアリティを高めていきましょう。


リアリティを高めるには、毎日ストーリーを書く、読む、見える化する、更新していくなどの方法があります。


この中から自分が継続しやすいものを選び、記憶に定着させていきます。


ストーリーのイメージが定着するとストーリーに沿った行動、思考が多くなり、セルフイメージが高まっていきます




 


今回は以上です。


フューチャーペーシングの作成自体がめんどくさかったり、継続するのも難しいのですが、それに見合った効果があることは実証されています。


自己評価、自己肯定感が低いという方はまず、自分の理想のストーリーを作ってみるといいかもしれません。


最後まで読んでいただきありがとうございました。




END。








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